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夏にはドローンデビュー!初フライトまでに知るべき5つのポイント

夏にはドローンデビュー!初フライトまでに知るべき5つのポイント

こんにちは!普段は動画担当しています嶋田です。

今回はズバリ、ドローン体験記をお届けします!

私もカメラはやっていたのですが、空撮は手を出せていない未知の部分でした。

が、
「ビビってないでとっととドローン飛ばしてみな」
というボスの指示……

そんな私のもとに舞い込んだ、大学時代の仲間たちとの小旅行計画in長野県白馬村!
壮大な白馬の自然と夏の爽やかさは、人生初のドローンフライトにぴったり!

「よ~し、空からでしか撮れない 白馬の魅力、ドローンで収めたる!」

ということで、ドローンを持って小旅行し、人生初のドローンフライトを記事にまとめました。

(ドローンっていったいどんな映像が撮れるの?)
(ドローンって初心者でも飛ばせるの?)
などなど、
興味や疑問のある方は必見です!
それではいってみましょう!

1. ドローンを用意しよう

今回の相棒を紹介するぜ!

ちなみにスマホはGalaxy S7edge

DJI Mavic Airです!持ち運びに便利なサイズ感なのは画像を見ていただければわかるとして…さらに高画質なんですが、今回一番重視したのは前後に障害物センサーがついているということ!(初心者だったら頼るしかない!)

MAVIC AIR (JP) Arctic White(DJI)の詳細情報 | SYSTEM5

8月1日時点で在庫あり!DJI MAVIC AIR (JP) Arctic Whiteは、折りたたむとスマートフォンほどの縦横サイズ!機能性と携帯性に優れたMavic Air(アークティックホワイト)よくある質問製品についてMavic Airには何種類の飛行方法がありますか?また、そうさの…

ちなみに小さいドローン、いわゆるトイドローンという機種では、外でのフライトはおススメできないそうです。(屋内用の設計なので)風に弱かったり、電波が弱かったり、画質もそこまでよくないのです。
これだと、風にあおられて遠くへ行ってしまったら、さらに電波が途切れて不安定になり、さらに風に運ばれていく…という状況になりかねません。極力お家で楽しみましょう。

Tello(Ryze Tech)の詳細情報 | SYSTEM5

8月3日時点で在庫あり!Ryze Tech Telloは、ビギナーパイロットでも飛ばせる、かんたん操作のスマートトイドローンTelloを飛ばすのはとっても簡単!スマートフォンを取り出すだけで、いつでもどこでも直感的な操作で飛行を開始できます。…

お家や庭で飛ばそう 楽しい小型ドローンTello

2. ルールを確認して必要な許可をもらおう

なんとかドローンを借りられました!
ですが、次のステップは「関係各所に飛行許可をとる」という、初心者へ立ちはだかる大きなカベ。

ご存知の方も多いと思いますが、
空にドローンを飛ばすには、航空法や自治体で独自に決められている条例を事前に確認しておく必要があります。

おもむろにバッグから取り出していきなりフライトじゃ~!
……なんてことはドローンマイスターとして、絶対にNGです。

それにしても嶋田、ここへきていきなりテンパる。

「許可って国土交通省とかすごい大きなお役所に聞かなきゃいけないんだよね……(心の中で大量に発汗)」

しかし弊社(DJIドローン正規代理店であるシステムファイブ)のスタッフでDJI認定インストラクターの二木さん(足が長い)に
「わりと大丈夫だよ~」
と言ってなだめられました(笑)

以下の順に守っていけば、許可申請をしないでよいそうです。

ドローン飛行のために確認するルール

ドローン飛行のために守らなくてはいけない国土交通省のルールを、かんたんにまとめると以下の通りです。

  1. 高度の問題・・・上空150m以上飛ばすのはNG(許可が必要)
  2. 場所の問題・・・空港施設・基地周辺、人口密集地域などはNG(許可が必要)

1. 高度の問題


150m以上まで上昇させなければOKです。
もちろん、DJIアプリ内の「高度計」でも確認できるので、安心してくださいね。
アプリ内で「飛行限界高度」を設定できるのでさらに安心です。
ちなみに150mは、秋葉原のダイビル(147m)よりも上です。
(自撮り~とか言ってるとそんなに上がらないよなぁ…)

秋葉原ダイビル<オフィスビル東京>|ダイビル株式会社

ダイビルのオフィスビル情報をご紹介します。

2. 場所の問題(空港施設・基地周辺、人口密集地域など)

DJIの便利ツール「飛行禁止エリア」を使えば、飛ばしちゃいけない場所がカンタンにわかります。
赤く塗られているエリアはもれなくNGです(ALL TOKYO~?! OH MY GOD!!)。
都内なんかは、逆に「飛行可能施設」を探して飛ばしてください。
都心部を出ると、色塗られていない場所がでてきますね。そこならOKです。

ちなみに弊社の半分は、人口密集&国内の重要拠点付近のため飛行禁止エリア。屋内でのみ飛行テストしています

土地の所有者へ撮影許可

の問題の次は、の問題。
当然、土地には所有者が存在します。私有地の場合は、その土地の持ち主にきちんと飛行と撮影の許可を得て迷惑にならないようにしましょう。

では、今回の白馬の大自然はどうなるのか?
山や川も市町村や国が所有していますが、どうやらここまで出来たら、あとは現場判断になるようです。

念のために、何か知っていそうな観光協会に電話してみることにしました。

ガチの企画なのでガチです

TRRRRRR….
嶋田「観光協会さんですか?すみません、週末にドローン飛ばしたいんですが、よろしいでしょうか?」

観光協会ご担当者さん「飛行禁止区域を飛行しない限り、例えば河川上空・田んぼ等の上空などなら飛行可能ですよ^^

とのこと。
やはり、国有林や私有地などは別途所有者の許可が必要とのことでした。

あ~、ちゃんと聞いておいてよかった!

嶋田「ちなみに、インスタ映えするスポット教えていただけますか?」

観協ご担当村のシンボル的なつり橋のある「大出公園」や、山の上のキレイな池「八方池」がおすすめですよ」

大出公園!八方池!良いこと聞いたぞ!
観光協会さん、教えていただきありがとうございました。

というわけで、さっそく大出公園と八方池の所有者を確認。

大出公園

大きなつり橋ときれいな川のある、山ぎわの公園です。
付近にお茶屋さんがあり、風情のある空間が広がっています。
観光協会によると、「公園内は村の管轄=私有地ではない」ということ。

奥にはつり橋が見える

八方池

「八方尾根」にある、美しい池です。
リフトを何本か駆使して登っていくと、最後は徒歩1時間半で到着だそうです。
ドローン飛行・撮影においては、途中途中で土地の権利者が変わっていくらしいので注意が必要だそうです。
例えばリフト周辺ならリフトの運営会社だし、遊歩道は村が管理しているのか、協会なのか、飛ばす場所を明確にしたうえで調べたほうがよさそうです。
その部分は、ドローン初心者・嶋田には難しく感じました。

八方尾根、第1黒菱リフト下車後の風景。八方池までは途中で断念。無念。

3. 安全なドローンの操作方法を知ろう

ロケーションの確認はOK。
次の準備は、ドローン本体です。

出発に際して、二木さんからアドバイス。
「うちのドローンセミナーで配布しているテキスト読むといいよ~」

初心者・嶋田、素直に心得を読み通す。
以下、ドローン本体の操作のときに気をつけることです。

  1. 起動の際の注意
  2. 各計器類のキャリブレーション(正しく測定するための準備)について
  3. リターントゥホームについて
  4. 画像の保存方法について

1. 起動時の注意

起動するときは順番に気を付けること!

スマホアプリ→コントローラー→ドローン本体

の順番です。

ドローンを先に起動すると、関係ない信号電波を拾い、暴走する恐れがあるそうです…

2. キャリブレーション

ドローンはたくさんの計器類、センサーを搭載しています。
それを正しく使えるようにすることです。(方角を示す「コンパス」カメラを水平に保つ「IMU(慣性センサー)」等です。)
それにより測られたデータを用いて安全飛行をしています。
つまり、計器類がくるっていると安全飛行はあり得ない!ということです。

3. リターントゥホーム(RTH)

リターントゥホームという、「自動帰投機能」があります。
ヤバいとき(バッテリー不足や電波が途切れた時など)なんかに初めに起動した場所(ホームポイント)へ戻ってきてくれるそうです。

4. 画像(映像)の保存

今回は撮影に行っているの一番大切だったりします。
(機種によりますが)本体のメモリー・本体に挿入したmicroSD(本体はどちらか一方)・操作しているスマホに保存される、キャッシュ(プレビュー用の低容量ファイル)の3種類です。

正直、やること覚えることが結構ありましたね…とっつきにくいのがわかります。。。
それでも!
なんで人は空にあこがれるのか…それは初フライトの嶋田が撮った動画を見てもらえればわかるはずです!!

ドキドキの初体験であります

4. Let’s Flight!

まずは、ご覧ください!嶋田の初フライト。

自分で見ても、キレイです。
凄いわドローン。なめてた。
正直、飛ばすときは、手が震えました

皆が見守る中、失敗したらどうしよう~とか、会社にいくら支払うんだよ~とか。
変なことばかり考えていました(笑)

スティックをハの字にすると、プロペラが回ります。
右スティックを上にあげると、上昇!周りからはワァッと歓声が上がりました。

その後スマホに転送されてきたのは、雄大な山々。
真下を向けば自分たちが映ります。本当なら絶対に撮影できない上空や、水面からの映像など、すごくおもしろかったです。

改めて 見ると感動 また撮りたい!

帰宅してから撮影した映像を見てみると、やっぱり凄い。

持ち運びは手軽で、小さいバッグにまとめることが出来ます。
持ち帰ったら軽くふいて、丁寧にしまっておけばいいそうです。

初めは「許可をとらないといけない」「申請をしないといけない」と思っていたけど、
実際はそこまで難しいことではありませんでした。(一番の壁はカネだとか言わない。)

操作している僕は上を向けなかった

次はどこへ行こうかと、どんな景色が見えるのかとワクワクします。
これなら旅行がもっと楽しくなる!

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